
「犬ってどこで寝かせるのが正解なの?」
初めて犬を飼うと、クレート、犬用ベッド、フリースペースなど、いろんな選択肢があって迷いますよね。私も愛犬おはぎ(パピチワ/女の子)を迎えた当初はかなり悩みました。
最初は“とにかく安心できる場所”としてクレートからスタート。その後、徐々にベッドや自由スペースも活用しながら、今はその日の気分や時間帯に合わせて使い分けるようになりました。
今回は、おはぎの成長とともに変化した「寝る場所」について、クレート・ベッド・フリースペースそれぞれのメリット・デメリットを、実体験を交えてご紹介します。
クレート|安心できる“自分の部屋”

クレートは「犬用ハウス」とも呼ばれ、犬が安心して過ごせる“巣”のような場所です。
おはぎは我が家に来たばかりの頃、環境に慣れるまでの数週間はクレートでの就寝を基本にしていました。
最初はドアを開けっぱなしで設置し、「ここは怖くないよ」と教えるところからスタート。
中にお気に入りの毛布やぬいぐるみを入れてあげると、少しずつ安心して中で寝るようになりました。
クレートの良いところは、「落ち着ける場所」として機能すること。雷や来客で不安になったときも、おはぎは自分からクレートに入って落ち着きます。留守番や旅行、災害時の移動にも対応しやすいのが嬉しいですね。
ただし、閉じ込めすぎるとストレスになることもあるので、「自由に出入りできる状態で慣れさせる」のがポイントです。
メリット:
- 落ち着いて眠れる(野生時代の巣穴のように感じるため、リラックスできる安全な場所と認識)
- 来客・災害時にも対応しやすい
- トイレと寝床を分けやすく、しつけしやすい
デメリット:
- 最初は嫌がる子もいる
- 出入りをコントロールしないとストレスの原因になるかも
おはぎの場合:
- 最初はドアを開けたまま設置、徐々に「自分の部屋」と認識
- 今でも夜寝るときはクレート派
ベッド|リラックスできる“ふわふわ空間”

犬用ベッドは、リビングや飼い主のそばに置ける「くつろぎスペース」として活躍します。
おはぎも、生後半年を過ぎたあたりから昼間のお昼寝はベッド派になってきました。
ふわふわの肌触りがお気に入りで、夏はメッシュ素材、冬はもこもこタイプと季節によって変えています。
ただし、噛み癖がある時期は**中綿をほじくり出す→散らかす→また詰める…**というプチ攻防がありました(笑)。また、犬によってはベッドをトイレと混同してしまうこともあるので、置き場所やタイミングには注意が必要です。
メリット:
- 気軽に移動できる/インテリアになじむ
- 夏用・冬用と季節で使い分けしやすい
デメリット:
- かじられる/トイレと混同しやすい場合も
- 寝る場所としての「安心感」はクレートに劣ることも
おはぎの場合:
- 昼寝用として使っていたが、夜はクレートの方が落ち着く様子
フリースペース|自由でのびのび!でも注意点も

「寝る場所を自由に選ばせたい」という飼い主さんに人気なのがフリースペース。
成犬になったおはぎも、最近は就寝前にソファの上やリビングの角で丸くなって寝ることも増えてきました。
自由に過ごせるのは嬉しい反面、いたずらや誤飲のリスクもあるため、目の届かない時間帯には向いていないかもしれません。
我が家では、就寝時やお留守番時は引き続きクレートに入ってもらい、日中は自由に動けるようにしています。
意外なことに、おはぎ自身も「眠くなったらクレートへ」という習慣がしっかり身についていて、自分から入っていく姿に少し感動しました。
メリット:
- 好きな場所でリラックスできる
- 複数の寝場所を使い分けられる
デメリット:
- 誤飲・いたずらのリスクがある
- 来客時や災害時に移動・保護が難しい
おはぎの場合:
- 成犬になってから、日中の留守番や夜間にフリースペースを解禁
- 眠くなると自然とクレートに入ることが多い(自主的行動)
我が家の“使い分けルール”
- 留守番・就寝 → クレート
- 昼間のまったりタイム → ベッド or ソファ下
- 来客・掃除時 → クレートで待機
生活スタイルや性格に合わせて柔軟に使い分けるのが◎
成長や性格に合わせて、少しずつ自由度を増やしていくのが、おはぎにはちょうどよかったようです。
まとめ:寝る場所選びは“犬の気持ち”と“暮らし方”で決めよう

- クレート=安心の場 → 犬にとって「自分の部屋」
- ベッドやフリースペースは「自由」と「快適さ」の選択肢
- 最初は管理しやすいクレートから始めて、少しずつ自由度を上げるのが個人的なおすすめ
- 「どこで寝てるか」から、犬の気持ちが見えてくることも!
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